パンジービオラってどんな植物?
どうやって育てるの?
コツはある?
この記事ではパンジービオラの育て方をまとめてあります。
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
パンジービオラの基本情報
植物名 | パンジービオラ |
学名 | Viola x wittrockiana |
英名 | Pansy |
和名 | パンジー |
科名 | スミレ科 |
属名 | スミレ属 |
原産 | ヨーロッパ |
パンジービオラの特徴
パンジービオラは春の一年草です。大ぶりなものをパンジーと呼び、小ぶりなものをビオラと呼びます。
パンジーもビオラも大きなカテゴリーでは同じものになります。
スミレという花がありますが、これもビオラと仲間で、英語でvioletなので
カテゴリーの呼び方としてはビオラ(viola)で、より大輪のものをパンジーと呼ぶのが良いかもしれません。
初心者でも育てやすいので、ガーデニングの中心的存在です。
パンジーの詳細情報
分類 | 草花 |
草丈 | 20cm程度 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
花色 | いろいろあります |
開花時期 | 10月から5月 |
パンジーとビオラの違い
パンジーとビオラ見た目の違い
大輪がパンジーで小輪がビオラだけど、なんとなく見た感じの印象でも、
こっちはパンジーかな、ビオラでしょってのはある。
難しいのは中くらいのものかな。
どちらもスミレ(viola)の仲間だから、分類する必要はないけどね。
上の写真はビオラだよね~。小輪でかわいい。
花の咲き方の違い
パンジーとビオラですが、寒い時期には咲き方が少し違うので紹介しておきます。
花が小さい分、花の上がり方(咲き方)が多いです。
いったん花が終わると、次までしばらく花がなしということもあります。
ただし、パンジーのほうが目にとまりやすいよ!幼稚園さんなどはザ・フラワーって感じのパンジーを好まれることも多いね!春になればどんどん咲くしね!
パンジーの栽培環境
よく日の当たる場所の方が花付きが良いのよく日の当たる場所で育てて下さい。
半日蔭だと間延びします。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好みます。
霜にも耐えますが、花が咲きにくくなるので、できれば軒下がおすすめです。
日当たりの良い南側がおすすめです。
良い場所に置けば花も長く楽しめる。霜が降りないエリアなら日向に置こう!
用土
水はけの良い土が適しています。
一般的な草花の培養土で大丈夫です。
おすすめの培養土はこちら
パンジービオラの育て方のポイント
水やり
冬は朝一番にやります。徒長したり、凍ったりするのを防ぐためです。
肥料
肥料はたくさん必要です。
マグアンプやハイポネックスを定期的に与えましょう。
ただし、やりすぎると病気になりやすくなるので、必要量だけ定期的にやろうね!
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
あまり気になりませんが、アブラムシがつくことがあります。
ベニカXなどで対応しましょう。
風通しが良いほうが虫がつきにくくなります。
株が若いうちや気温が高いと病気になることもあるよ、種から育てる場合は特に清潔な土を使うよう心がけよう。
その他
パンジーは種蒔きで育てます。
早ければ8月のお盆ごろに蒔きますが涼しい環境を好みますので、北側などがおすすめです。
9月ごろになって気温が涼しく感じられるようになってまくこともできますが、
花を楽しむのは来年春になります。
場合によっては室内に入れましょう。
パンジーの育て方まとめ
秋からのガーデニングには欠かせない素材のパンジー。
ビオラと紛らわしいですが、花が大きいモノをパンジーと呼んでいるだけですよ!
庭植え鉢植えどちらにうえてもこんもりと春まで鑑賞できます。
冬は霜をさけてあげればさらによく楽しめます。
新しい品種がたくさん生まれていますので、これからも楽しみが多いパンジーです。
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