この記事ではレウコフィルムの育て方をまとめてあります。
レウコフィルムってどんな植物?
どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。

園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
レウコフィルムの基本情報

分類 | 耐寒性常緑低木 |
科目 | ゴマノハグサ科 レウコフィルム属 |
学名 | Leucophyllum frutescens |
原産地 | アメリカ南部~メキシコ |
樹高 | 0.3~3m |
レウコフィルムの特徴
レウコフィルムとは、ゴマノハグサ科の常緑低木です。
原産地では、樹高2~3mに大きく成長します。
日本でも手入れすれば大きく成長します。
今回は、レウコフィルムの特徴と育て方について詳しくご紹介します。
レウコフィルムの詳細情報

高さ | 2m~3mになる |
耐寒性 | 強い(-5度) |
耐暑性 | 強い(むれによわい) |
レウコフィルムの品種紹介
- レウコフィルム・フルテスケンス
一般的にフルテスケンスがレウコフィルムとして流通しています。
レウコフィルムの花の時期
レウコフィルムの花は、5月〜7月と秋の10〜11月に開花します。
レウコフィルムの地植え
地植えが可能ですが、日本の暑さ寒さに少し弱いところがあります。
マイナス5度以下になるエリアは冬越ができません。
水はけのよい半日陰で夏場は涼しく管理しましょう。
レウコフィルムの栽培環境

暑さ寒さに強いですが、日本にもともとあるものよりは許容範囲が狭いので注意が必要です。
厳しい環境の場合は鉢植えがおすすめです。
乾燥には強いので、水やりはあまり心配がありません。
日当たり・置き場所
日当たりを好みますが日本の暑さは少々強すぎるようです。
暑さでぐったりするようなら風通しのよい明るい半日陰に置いたり遮光してやると具合が良いです。
冬場は-5度以下になる地域で育てているのであれば、鉢植えに移して室内管理に切り替えましょう。
用土
市販の培養土で大丈夫です。
排水性のよい土を選びましょう。
レウコフィルムの育て方のポイント

暑さ寒さに強いほうですので、ぐったりしてからでもある程度対処できます。
水やり
乾いたらやりましょう。
夏場はやりすぎると根腐れしますので、乾かし気味に管理しましょう。
乾燥に強くあまり心配はいらないほうです。
肥料
成長期が春と秋ですのでその時期に緩効性化成肥料を与えましょう。
2週間に一度液肥をあたえるのも良いです。
病害虫
ハダニ、すす病など
病気といっても原因はカイガラムシやアブラムシなどの害虫の排泄物及び分泌物です。
害虫の対応をしたうえで、黒い葉は取り除きましょう。
ハダニはいったんでると駆除が厄介です。
主には葉裏に住んでいるので、葉の裏に葉水を与えるほか、風通しをよくしたうえで、食害された葉を取り除きハダニ専用の薬品を散布するようにしましょう。
植え替え時期
レウコフィルムの植え替えと植え付けの時期は、春から秋にかけてが適期です。
レウコフィルムが枯れそう
2つのパターンが考えられると思います。
- 夏場に水のやりすぎ
- 乾燥させすぎ
挿し木
レウコフィルムは種から育てることもできますが、挿し木もおすすめです。
時期は6月ごろです。やりかたは一般的な挿し木と変わりありません。
剪定
刈り込んでも芽がでてきます。
トピアリーのように形を自由に作ることもできます。
レウコフィルムが咲かない
成長が遅く開花まで3年かかることがあります。
その他
冬はマイナス5度までです。
寒い地域では室内に取り込みましょう。
マイナス5度にならないエリアは露地植えが可能です。
レウコフィルムの育て方まとめ
レウコフィルムといえばピンクの花もかわいいですが、シルバーリーフも人気の植物です。
このほかにもたくさんのおすすめのシルバーリーフの品種や育て方などを解説しています。
そちらも是非見てくださいね。
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