この記事ではサツマイモの育て方をまとめてあります。
サツマイモってどんな植物?
どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
サツマイモの基本情報
学名 | Ipomoea batatas |
英名 | Sweet potato |
科名 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
サツマイモの特徴
家庭菜園でもおなじみのサツマイモ。
サツマイモはつる性植物で5月に植えれば秋に収獲できます。
最近では水栽培をしたり、自分で苗をつくったりと
色々な楽しみ方をしている人も多いですよ。
今回は、そんなサツマイモの育て方をご紹介します。
サツマイモの詳細情報
分類 | 野菜 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | やや弱い |
サツマイモの品種紹介
- 安納いも
- 高系14号
- コガネセンガン
- 五郎島金時
- シルクスイート
- 種子島紫
- 鳴門金時
- パープルスイート…
- ベニアズマ
- べにはるか
サツマイモの栽培環境
やせ地でも育ちます。
苗を作るのに温度がいりますので、
通常流通している苗を手に入れて植え付ける方法をとります。
苗といっても土付きのものではなく、茎を30センチ程度刈り取ったものになります。
日当たり・置き場所
日当たりが良く、風通しの良いところで育てましょう。
生育適温は20~30℃です。
用土
肥料が多いと芋が太りません(つるボケ)。
砂土壌のような場所でも育ちます。
サツマイモの育て方のポイント
できればマルチングをすれば雑草が防げます。
雑草が良くはえる土地では雑草にまけることがあります。
水やり
根がつくまでは水をしっかりやります。
水さえやれば根がでてきます。
根がでたらあとは乾燥気味に管理します。
肥料
肥料は控え目が好ましいです。
カリ成分が多いほうが良く育ちます。
カリは根を育てる肥料分です。
骨粉を使用した有機由来原料100%の野菜の肥料。有機原料由来のアミノ酸が野菜の旨みを引き出します。
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
バッタやカメムシ、ヨトウムシなど。
イノシシや小動物に荒らされることもあります。
その他
- 植え方
角度によっていろいろな植え方があります。
試してみてください。
斜めから水平くらいが一般的です。 - 収獲
収穫時期は10月~11月末あたり。
葉や茎が枯れ始めたころの晴れた日に収穫します。
すぐに食べるより2週間以上おいたほうが甘みが増します。 - つる返し
つるが伸びたらつるをひっくり返す作業をします。
掃除の意味や、茎から根がでるのを防いだり、様々な利点があると言われます。 - つるの冬越し
サツマイモのツルは、気温8℃程度が耐寒の限界で、夜はこれ以上低くならない場所で常に管理する必要があります - 芋の冬越し
13~15℃、湿度が80~90%と言われます。
サツマイモの育て方まとめ
お菓子の食材としてもよく利用されるサツマイモ。
サツマイモは5月に切り苗を植え付けて秋に収獲します。
やせ地でも育つので、初心者でも作りやすいですよ。
上手に育てたり保管できれば食卓の強い味方になってくれます。
冬越しやつるから育ててみたりやってみませんか?
是非チャレンジしてみてください。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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