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ラナンキュラスラックスの育て方【初心者でも上手に育てる方法】

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この記事ではラナンキュラスラックスの育て方

ラナンキュラスラックスの情報をまとめてあります。

ラナンキュラスラックスってどんな植物?どうやって育てるの?

などの質問にお答えします。

COCONA
COCONA

園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!

これだけは覚えておいてほしいこと
  • 日当たりの良い場所に植えましょう。
  • 排水の良い場所に植えましょう。
  • 耐寒性はマイナス5度程度です。
  • 夏場は休眠します。

ラナンキュラスラックスの基本情報

ラナンキュラスラックス『ロティス』
ラナンキュラスラックス『ロティス』
科属キンポウゲ科キンポウゲ属
英名Ranunculus Rax series
分類耐寒性球根植物
ラナンキュラスラックスの基本情報

ラナンキュラスラックスの特徴

キンポウゲ科キンポウゲ属の植物です。
ラックスは異種間交配で生まれた新しいラナンキュラスです。

販売時期は12月ごろから3月ごろです。

2020年ころからユーザーでも話題になってきており、2022年も流行がとまっておりません。

今回は、ラナンキュラスラックスについて詳しくご紹介します。

ラナンキュラスラックスの詳細情報

ラナンキュラスラックス『リキュア』
ラナンキュラスラックス『リキュア』
耐寒性 強い(極寒地は×)
耐暑性強い(夏は休眠)
高さ約50-80cm
咲き方スプレー咲き
用途庭植え 鉢植え 切り花
品種30種以上あり
ラナンキュラス ラックスの詳細情報

ラナンキュラスラックスとは

ラナンキュラスは、キンポウゲ属の植物の総称、あるいはハナキンポウゲやハイキンポウゲなど特定の種のことを指すことが多いです。

ラナンキュラス ラックスはその中の1系統になります。

ラナンキュラスラックス『ハイブリッド』

ラックスハイブリッドというものもあるようです。

おそらくラックスと何かの交配種だと予想されます。

こちらはラックスのように露地植えには向かないようです。

ラナンキュラスラックス『キメラ』


突然変異でまれに本来と違う色の性質が現れるそうです。

それは『キメラ』と呼ばれています。

ラナンキュラスの花言葉

ラナンキュラスの花言葉は、『とても魅力的』『華やかな魅力』『純潔』です。

ギリシャ神話が由来した花言葉と言われています。

ラナンキュラスラックスの見た目の特徴

ラナンキュラスラックス『アルテミス』
ラナンキュラスラックス『アルテミス』

普通のラナンキュラスより高さがあり、スプレー咲きの特徴があります。

みためがテカテカと蝋細工のように光っています。

なので切り花としてもとても美しくかんじられます。

ラナンキュラス『ラックス』の品種紹介

  1. アイオリア
  2. アウラ
  3. アリアドネ
  4. アルテミス
  5. イーシス
  6. ウラノス
  7. エウロペ
  8. エリス
  9. ガラテア
  10. キュベレー
  11. ケラモス
  12. グレーシス
  13. サティロス
  14. ジュピター
  15. ティーバ
  16. ディオネ
  17. テセウス
  18. ニノス
  19. ハデス
  20. ハリオス
  21. ピュタロス
  22. ヘラ
  23. ヘスティア
  24. ベスタリス
  25. ポスポロス
  26. ミネルバ
  27. ミノアン
  28. メリッサ
  29. ムーサ
  30. リタイ
  31. リュキア
  32. ロティス
  33. カリス
  34. ルーナ

写真については下の記事でまとめていますので、是非ご覧ください。

品種登録状況

綾園芸さん何品種か登録されているようです

ラナンキュラスラックス登録品種
  • ラックス アリアドネ
  • ラックス アルテミス
  • ラックス エウロペ
  • ラックス テセウス
  • ラックス ハデス
  • ラックス ピュタロス
  • ラックス リュキア
COCONA
COCONA

登録品種については販売目的での増殖は禁止されているので、注意しよう。

ラナンキュラスラックス賞受賞状況

ラナンキュラス「ラックス ピュタロス」
ジャパンフラワーセレクション2015-2016 受賞品種
ガーデニング部門
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
ラナンキュラス「ラックス アリアドネ」
ジャパンフラワーセレクション2012-2013 受賞品種
切花部門
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
ラナンキュラス「ラックス ミノアン」
ジャパンフラワーセレクション2011-2012 受賞品種
ガーデニング部門(苗物部門)
ベスト・フラワー(優秀賞)、ブリーディング特別賞
ラナンキュラス「ラックス リュキア」
ジャパンフラワーセレクション2015-2016 受賞品種
鉢物部門
ベスト・フラワー(優秀賞)
ブリーディング特別賞,カラークリエイト特別賞同時受賞
ラナンキュラス「ラックス ウラノス」
ジャパンフラワーセレクション2017-2018 受賞品種
鉢物部門ベスト・フラワー(優秀賞)
ニューバリュー特別賞同時受賞
ラナンキュラス「ラックス エウロペ」
ジャパンフラワーセレクション2017-2018 受賞品種
鉢物部門
ベスト・フラワー(優秀賞)
ブリーディング特別賞同時受賞

ラナンキュラスラックスの語源

ラックスは『ワックス』からきているそうです。

ワックスをかけたように見えることから。

品種のネーミングはギリシャ神話からだそうです。

ラナンキュラス自体の由来は、「カエル」だそうです。

ラックスの生産

宮崎県の綾園芸さんが有名です。

主にラナンキュラスなど花卉の育種、切り花、 鉢植え、球根の生産をされています。

30年に渡って育種、品種改良、珍しい植物の導入等、園芸の普及に努めていらっしゃいます。

綾園芸さんのサイトはこちら

レアなラナンキュラス ラックス

ラナンキュラス ラックス ジュピターはレアと言われています。

枝変わりになった濃いめピンクで雰囲気は『ディーバ』が近い。

ラナンキュラスラックスの開花時期

桜がさく4月から5月に開花します。

ラナンキュラスラックスの栽培環境

ラナンキュラスラックス『ケラモス』
ラナンキュラスラックス『ケラモス』

球根植物ですので、水はけのよい場所を好みます。

冬は極寒地でなければ冬越しできます。

一般的なラナンキュラスは球根を掘り上げますが、ラックスは掘り上げなくても大丈夫なケースが多いです。

日当たり・置き場所

夏の蒸れと過度の寒さに注意しましょう

日当たりを好みます。風通しの良い場所で育てましょう。

寒さにあたって花芽が形成されます。

寒さにあたらないと花が咲かないので、沖縄などでは難しいかもしれません。

用土

市販の培養土で問題ありませんが、球根植物は排水が良いことを好みます。

ラナンキュラスラックスの育て方のポイント

ラナンキュラスラックス『リキュア』
ラナンキュラスラックス『リキュア』

夏が苦手ですので、夏越しが一つのポイントになります。
耐寒性は割と強いですが、マイナス5度くらいを目安にします。

成長サイクル

ラックスの成長サイクル
  • 葉が展開してきます
  • 開花準備
  • 開花
  • 休眠

水やり

冬と夏で大きく違いますので注意しましょう

露地植えのラックスは11月ごろには芽がでています。

過度に乾燥させないようにしましょう。

花が終わったら、だんだんに休眠期に向かいます。

水やりを控えて蒸れないようにしましょう。

肥料

成長している間は肥料を必要とします。

すずしくなり葉がしっかり展開したころから緩効性肥料をやりましょう。

桜が咲くころ花が咲きますので、そのころには1週間に1度程度液肥をやると活力になります。

活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。

花がらつみ

いたんだ花や葉はカビが生えたりしますので、すぐにとるようにします。

病害虫

一般的な害虫はつきます。

アブラムシ、うどん粉病、ハモグリバエなど

清潔に保てるように花がらや葉は取り除くようにしましょう。
なるべく早期発見できるようにしましょう。

植え替え時期

ラックスの植え替え適期は10月からです。

3月ごろまで行うことができます。

連作障害を防ぐためにも、2~3年に1回植え替えすることをおすすめします

挿し木

ラックスは球根植物ですので、挿し木をすることはできません。

ただし球根に似た物が枝の根元に出来ることがあります。

根のようなものが見えていたら切り取って挿し木にします。

これを挿し木と呼ぶかはわかりません。

ラックスの増やし方

ラックスは球根植物ですので、挿し木や株分けはできません。

球根で増やします。

ラックスの選び方

濃い色の葉が多くしっかりまとまっている株を選ぶようにしましょう。

まとめ

これだけは覚えておいてほしいこと
  • 日当たりの良い場所に植えましょう。
  • 排水の良い場所に植えましょう。
  • 耐寒性はマイナス5度程度です。
  • 夏場は休眠します。

ただいま人気上昇中のラナンキュラスラックス

私も2022年春より『ガラテア』を庭植えにしてチャレンジしています。

夏越しや耐寒性、増やし方などまだまだ知りたいことがたくさんあります。

またわかったことがありましたら、こちらの記事に追加予定です。

おすすめですので、みなさんも是非植えてみましょう。

話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。

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