この記事ではヘリオトロープの育て方をまとめてあります。
ヘリオトロープってどんな植物?
どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ヘリオトロープの基本情報
学名 | Heliotropium |
和名 | キダチルリソウ |
科名 | ムラサキ科 |
属名 | キダチルリソウ属 |
ヘリオトロープの特徴
ヘリオトロープはペルーに分布する小低木です。
日本では1年草扱い、うまく育てると1年中育てられそうです。
花は甘い香りがあり、香水の原料として利用されてきました。
ヘリオトロープは大きく分けて2系統あります。
- ペルー原産の小低木キダチルリソウ(コモンヘリオトロープHeliotropium arborescens)
- ヨーロッパ南部原産の一年草、ビッグヘリオトロープ(H. europaeum)です。
いずれの種も乾燥に弱いところがあります。
SNSで見るヘリオトロープ
インスタグラムでも投稿数は6000ほどなので少ないほう。少しマイナーな植物といえるかもしれないね。
ヘリオトロープの詳細情報
耐暑性 | やや弱い |
耐寒性 | 弱い |
耐湿性 | 弱い |
耐陰性 | 普通 |
ヘリオトロープの品種紹介
- ヘリオトロープブライドブルー
- ヘリオトロープブライドパール
上の2つはPWといって国際基準を満たしている最強ヘリオトロープだよ!
ヘリオトロープの栽培環境
また夏の西日は避けて管理しましょう。
寒いエリアは鉢植えがおすすめです。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
用土
一般的な培養土で育ちます。
水持ちが良すぎる土もよくありません。
水やり頻度を増やして水切れを防いでください。
上の土は有名園芸店の土なので失敗がないよ!
ヘリオトロープの育て方のポイント
むずかしくはありませんが、追肥はするようにしましょう。
水やり
乾いたら水をやります。
肥料
春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回施します。
様子をみながら追加で液体肥料を少しやるようにしましょう。
化成肥料を準備しておくと肥料切れの時に安心!
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
あまりありませんがコナジラミ、ハダニなど
葉裏にもしっかりと水をあてるようにしよう!
その他
花がらはたくさんでますので、こまめにとるようにしましょう。
枝が暴れたら好みの位置で切り戻ししましょう。
ヘリオトロープの育て方まとめ
最近の品種でPWの『ヘリオトロープブライブルー』という品種があります。
半耐寒性の多年草です。
ほんのり甘い香りがします。
耐暑性に優れており夏の日本の直射日光下でも管理が可能です。
とても良い品種なので是非チャレンジしてみてください。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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