この記事ではワケギの育て方をまとめてあります。
ワケギってどんな植物?どうやって育てるの?などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ワケギの基本情報
名前 | ワケギ(分葱) |
学名 | Allium×wakegi |
英名 | Wakegi green onion |
科名 | ヒガンバナ科(ユリ科) |
ワケギの特徴
ワケギ(分葱)はネギと玉ねぎ(エシャロット)の交雑種です。
身近にあると大変重宝な野菜がワケギです。
球根により増殖します。
ワケギの詳細情報
草丈 | 20~40cm |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
耐陰性 | やや強い |
ワケギの産地紹介
広島のワケギ
全国生産量の約6割を広島県が占めています。
県内の産地は尾道市と三原市に集中しています。
ワケギの栽培環境
ワケギは、寒さに弱いので温暖地の栽培に適しています。
収穫時に根元を切り残して収穫すると、何度か収穫できます。
初夏に葉が枯れてきたら、球根を堀りあげ、
秋になったら植え付けましょう。
日当たり・置き場所
日当たりが良くて水はけの良いところを選びます。
風通しも大切です。
温度
生育適温は15~20℃です。
用土
野菜用の培養土で育てましょう。
排水がよければそれほどこだわりません。
ワケギの育て方のポイント
水やり
乾燥が続くと育ちが悪くなります。
適度に水をやりましょう。
肥料
葉が20cmほどまで伸びた時期から、2週間に一度を目安に追肥します。
骨粉を使用した有機由来原料100%の野菜の肥料。有機原料由来のアミノ酸が野菜の旨みを引き出します。
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
ワケギの病気には、ベト病や黒斑病、害虫によるウイルス病などがあります。
代表的な害虫は、アブラムシやネギアザミウマなどです。
ワケギの植え付け
植えつけ方
ワケギは、夏から秋に植え付けます。
10~15㎝間隔で種球の芽を上にして、芽の先端が土に隠れない程度に植え付けましょう。
2~3球ずつに分けて植え付けましょう。
収穫
ワケギの葉が20~30㎝に成長したら、根元から3~4㎝残して収穫しましょう。
株元を残せば、再び新芽が出て成長し、何回か繰り返し収穫可能です。
収穫後は、必ず追肥しましょう。
保存
掘り上げた球根は土を落とし乾燥させて、ネットなどの袋に入れましょう。
風通しの良い場所で保管します。
保管した球根を分けて秋に植え付け、増やしましょう。
その他
風通しにも気をつけましょう、
風通しが悪い場所だと蒸れてしまいます。
ワケギの育て方まとめ
ワケギは初夏のうちに植え付けておけば、年内から収穫が可能です。
寒さには弱いところがありますので、寒冷地では他に『あさつき』
というワケギに似た細ネギもありますので、そちらも検討してみてください。
寒い地域ならプランターで軒下での管理がおすすめです。
一度植えておけば料理に重宝しますよ。
ぜひ育ててみてくださいね。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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