この記事ではクリスマスローズの育て方をまとめてあります。
クリスマスローズってどんな植物?
どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
クリスマスローズの基本情報
学名 | Helleborus |
英名 | Hellebore, Christmas rose |
科名 | キンポウゲ科ヘレボルス属 |
原産地 | ヨーロッパ |
クリスマスローズの特徴
クリスマスローズはキンポウゲ科の植物です。
一度植えると毎年楽しめる中型くらいの宿根草です。
クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどの仲間です。
クリスマスローズにはグループがあります。
「ヘレボルス・ニゲル」「ヘレボルス・オリエンタリス」ヘレボルス・フェチダス」
などがそれで、
クリスマスに咲くのは「ヘレボルス・ニゲル」です。
クリスマスローズの詳細情報
分類 | 草花 |
高さ | 30から60cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
耐陰性 | 強い |
クリスマスローズの品種紹介
クリスマスローズの系統
- ニゲル系(原種)
- オリエンタリス系(原種)
- ゴールド系(別名オーレア、ゴールドネクタリー)
クリスマスローズの花の咲き方
- シングル
- ダブル
- セミダブル
- 多弁咲き
クリスマスローズの花の模様
- ピコティ
- スポット
- ブロッチ
- リバーシブル
- ベイン
- ネクタリー(蜜腺)
クリスマスローズの株姿
- 無茎種
- 有茎種
クリスマスローズの最新品種
- 氷の薔薇
- ピンクフロスト
- マエストロ
- スノーダンス
- ホワイト スポット
- ローズカメレオン
クリスマスローズの原種
- フェチダス
- アトロルーベンス
- リビダス
- リグリクス
クリスマスローズの栽培環境
環境が合えば特に難しくありません。
花が終わってそのままにしておくと種の方にエネルギーを使います。
花をとってやると新しい葉がでてきて翌年よく咲きます。
日当たり・置き場所
直射日光に弱い性質があります。
日陰にはある程度耐えますので、半日陰がおすすめです。
用土
排水が良く清潔なものを選びます。
専用の土がおすすめです。
●清楚で可憐に咲く
●排水性を高め、根張りをよくするクン炭を配合
●花付をよくするリンサン成分の多い緩効性化成肥料を配合
クリスマスローズの育て方のポイント
水やり
- 生育期
乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。 - 夏場
1週間に1回程度にします。
肥料
晩秋生育が始まる時に、緩効性の成肥料を与えましょう。
4月にお礼肥の追肥をしましょう。
専用の肥料がありますよ!
●花付きを良くするリン酸成分の多いクリスマスローズ用の肥料です。
●天然腐植に吸着された肥料成分が、少しずつ溶け出すため、根を痛めません。
●カビや虫の発生がないので、室内でも安心してお使いいただけます。
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
灰色かび病やハダニなどがつきます。
その他
- 実生
増やし方は種蒔きですが、同じ花が咲くわけではありません。 - メリクロン
新芽から生長点を取り出し、無菌状態で培養して増やした苗のことですが、
この増殖方法なら同じ花が咲きます。 - 植え付け
晩秋か花後がおすすめです。
それ以外は移植はできるが根を崩さないほうが無難です。
クリスマスローズの育て方まとめ
常緑で冬の花がさみしい時期にさく宿根草クリスマスローズです。
夏休眠、冬に成長するという性質です。
一度根付けば毎年楽しめますよ。
是非チャレンジしてみてください。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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