この記事ではジャガイモの育て方をまとめてあります。
ジャガイモってどんな植物?どうやって育てるの?などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ジャガイモの基本情報
科属 | ナス科ナス属 |
原産 | 南米から南米アンデス山脈にかけて |
ジャガイモの特徴
ジャガイモは春と秋に種芋を植え付けることができ、60日程度で収獲できる野菜です。
簡単に育てられるので、菜園ビギナーにオススメの野菜です。
春植えは、2〜3月に種芋を植え付け、5〜6月に収穫します。
夏植えは、8〜9月に植え付け、10〜11月に収穫します。
ジャガイモの詳細情報
名前 | ジャガイモ |
日当たり | 日なた |
分類 | ナス科ナス属 |
土壌酸度 | 弱酸性 |
発芽適温 | 15~20℃ |
輪作年限 | 2~3 |
生育適温 | 15~20℃ |
植付間隔 | 株間約30㎝ |
ジャガイモの品種紹介
ジャガイモの種類
いろいろあります。
出島、キタアカリ、アンデスレッド、とうや、トカチコガネ
インカのめざめ、シャドークイーン、紅あかりなど
秋植えできるのは出島や、ニシユタカなど。
土地によって向き不向きがあります。
ジャガイモの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
用土
水はけのよい土を好みます。
弱酸性の土壌を好みます。
あまり中和させすぎないように注意してください。
ジャガイモの育て方のポイント
水やり
露地植えはほとんど必要ありません。
鉢植えは乾くようならやるようにしましょう。
肥料
植え付け時油粕などをやりましょう。
株が大きくなってきたら、株の間に化成肥料を少しやりましょう。
骨粉を使用した有機由来原料100%の野菜の肥料。有機原料由来のアミノ酸が野菜の旨みを引き出します。
病害虫
- そうか病
円形の乾いたコルク質状の病斑となります。
高温乾燥や乾燥しやすい土質、土壌pHが5.6以上だと発生しやすくなります。 - ニジュウヤホシテントウムシ(テントウムシダマシ)
背中の星の数が多いテントウムシです。早めに殺虫剤で防除します。
その他
- ソラニン
ジャガイモは日光に当たることで皮が緑化して有毒なソラニンが生成されます。そのため土寄せを行ってイモが地上に露出しないよう気を付ける必要があります。 - 生理障害
中心空洞 黒色心腐れ 褐色心腐れ - 貯蔵法
風通しのよい日陰(暗所)で、5℃前後で貯蔵すると萌芽が少なくなります。
呼吸していますので、ビニールなどに入れたままにはしないでください。
また傷から腐りますので、丁寧に扱いましょう。
ジャガイモの植え付け
種芋選び
40グラム程度がちょうどよいですが、
大きいものは切って、切り口を乾かして植え付けすることもできます。
大きいと腐りやすかったりしますので、ほどよいサイズの種を探しましょう。
ジャガイモの植え付けのタイミング
春は遅い霜の心配のなくなったころ
秋は暑さが緩んだころがおすすめです。
例3月下旬、8月下旬
植え付け
株は幅50センチほどになるので、株間は30から40センチほどとりましょう。
深さは5センチ程度にしましょう。深すぎると腐る場合があります。
芽かき
種からは芽がたくさんでてきますので、5センチほどになったら、太い枝を4本ほどのこして
他の細い芽はかきとりましょう。
土寄せ
芽がのびてきたら株本に土をしっかりと寄せましょう。
さまざまな良い効果があります。
収獲までの期間
約3か月です。
収獲の目安
葉の色が黄色くなって倒伏してきたころです。
濡れていると作業しにくかったり腐りやすいですので、晴れが続く日を見計らって作業しましょう。
ジャガイモの育て方まとめ
ジャガイモは種芋を植えて60日ほどで収獲できる家庭菜園におすすめの野菜です。
ジャガイモは南アメリカのアンデス山脈が原産とされており、生育全般に冷涼な気候を好み、雨量の少ない地域での栽培に適します。
デンプンを多く含み、揚げ物や蒸し料理をはじめ、様々な調理法で活用されており、ジャガイモの種類によって向いている料理があります。
収穫までは約3か月です。
ほとんど手がかかりませんよ。
うまくいけば種芋の重量の10倍くらいの芋が収獲できます。
ぜひ育ててみてくださいね。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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