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グレヴィレアの育て方【初心者でも上手に育てる方法】

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グレヴィレアの育て方

この記事ではグレヴィレアの育て方をまとめてあります。

グレヴィレアってどんな植物?

どうやって育てるの?

などの質問にお答えします。

COCONA
COCONA

園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!

グレヴィレアの基本情報

グレヴィレアの育て方
グレビレア
分類半耐寒性常緑低木
学名Grevillea
原産地オーストラリア
樹高0.3~3m(匍匐するもの高木もある)

SNSで見るグレビレア

ココナ
ココナ

グレビレアの投稿数は2万件程度でした。

グレヴィレアの特徴

グレビレアとは、オーストラリア原産の常緑樹です。

オーストラリア原産樹木の代表です。

日本でいうサツキやツツジのようなものです。

オーストラリア原産の植物をオージープランツと呼びます。

他にはアカシア、ユーカリ、ティーツリーなどがあります。

全般に乾燥には割と強いが、多湿には弱いという特徴があります。

しかし種類が多いため一概に言えません。

耐寒性についてはマイナス2度程度の場合が多いです。

約360種類が確認されており、ほとんどがオーストラリアを中心に分布しています。

1800年代後半には欧州では試験栽培が始められ交配も始められているため、グレビレアはかなりの数の種類があります。

高さについては「ブッシュ型」「ほふく型」「高木型」などがあります。

オーストラリアではよく見られる木で常緑樹の中では園芸品種が一番多いほどの定番品種です。

日本ではさつきやツツジのように普通にみられるそうです。

今回は、グレビレアの特徴と育て方について詳しくご紹介します。

グレヴィレアの詳細情報

グレヴィレアの育て方
グレビレア
高さ 2m~3mになる
耐寒性強い(-2度)
耐暑性強い(むれによわい)
一般的なグレビレアの詳細

グレビレアは数百種類ありそれぞれで性質は異なります。

グレビレアの花言葉

グレビレアの花言葉には「あなたを待っています」、「情熱」、「平和」など

グレヴィレアの品種紹介

  • グレビレア・ラニゲラ
  • グレビレア・バンクシー
  • グレビレア・イエロードロップ
  • グレビレア・ジョンエバンス
  • グレビレア・ブラックレンジ
  • グレビレア・プーリンダクイーン
  • グレビレア・プーリンダシグネット
  • グレビレア・ロビンゴードン
  • グレビレア・ココナッツアイス
  • グレビレア・ピーチアンドクリーム

グレビレアの花

咲き方(花序)は以下の3種類の分け方ができます。
1.小花でクモのように見えるもの
2.歯ブラシのように見えるもの
3.配管ブラシのように見えるもの

グレヴィレアは品種も多いので、花の形も咲き方も多様です。
全般に冬から春の間に開花するものが多いです。

グレビレアの葉の形

グレビレアは葉の形も多様です。

楕円形やトゲトゲのものや細長いものもあります。

ロブスターという品種は台木にもなる強い性質で、葉は切り花にも使われます。

グレビレアの根

クラスター根という特徴的な根をしています。

リンの乏しい環境で抜群の機能を発揮する特殊な形態の根です。

植物にとって重要な栄養素であるリンの乏しい環境で抜群の機能を発揮する特殊な形態の根. 根毛や小根が密になり,試験管ブラシのような構造となる. マメ科,ヤマモガシ科,ヤマモモ科,モクマオウ科,カバノキ科,グミ科,ウリ科,クワ科で発見されている.

広島大学

グレヴィレアの地植え

地植えが可能ですが、日本の暑さ寒さに少し弱いところがあります。

マイナス2度以下になるエリアは冬越ができません。

耐寒性の強いものではマイナス8度にも耐えるものもあります。

グレヴィレアが枯れる原因

枯れる原因として最も可能性が高いのが夏場の根腐れです。

グレビレアは多湿を好まないため、用土の通気性・水はけを良くしておくことが肝要です。

グレヴィレアの栽培環境

グレヴィレアの育て方
グレビレア

暑さに強いですが、夏の蒸れに注意しましょう。

観葉植物のように育てるのもおすすめです。

水はけ良い場所に植えることが大事です。

日当たり・置き場所

日当たりを好みます。

暑い気候の方が調子が良いです。

アブラムシがつくことがありますので風通しの良い場所で育てましょう。

凍結や霜には弱いので、少し注意が必要です。

耐寒性は強い品種もありますが、

マイナス2度以下になるなら鉢植えで冬は室内に移動しましょう。

葉が細いものは耐寒性が強い傾向です。

グレビレアの土(用土)

グレビレアは多湿の状態を苦手とします。

排水の良い土を使用しましょう。

グレビレアは土の中のリン酸を集中して吸い上げる特殊な根を持っています。

そのため、一般的な培養土では肥料過多になってしまいます。

 肥料分の少ない痩せた土がよく、市販の培養土なら赤玉土や鹿沼土などで土壌改良します。

グレヴィレアの育て方のポイント

グレヴィレアの育て方
グレビレア

水やり

乾きやすい傾向があります。

乾いたらやりましょう。

肥料

肥料分はあまりなくても良く育ちます。

春と秋の生育期に適量肥料をやりましょう。

活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。

剪定

グレビレアは低木の仲間なので剪定をしないからといって困ることは少ないでしょう。

しかし観葉植物や生垣にも活用されることがあります。

そのため、剪定をして樹形を整えておくことをおすすめします。

込み合わないように細い枝や不要な枝を間引きましょう。

根元から抜いてやって構いません。

グレビレアは多少強めに剪定しても、枯れてしまう心配はありません。

花が咲き終わった後に、のびすぎた枝を切り全体を整えてみましょう。

病害虫

あまり病害虫はありません。

農薬不使用でも育つほどです。

植え替え時期

2年に1回程度行いましょう。 花が咲き終わった頃が適期です。 

挿し木

挿し木で増やすことができますが成功率は1割程度です。

グレヴィレアの育て方まとめ

グレビレアは個性的な形の花と育てやすさで、注目を集めている植物です。

品種が多いので特徴を学び、自分好みの品種を育ててみましょう。

露地植えや鉢植えどちらも可能です。

挿し木で増やすこともできます。

是非そだててみてください。

話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。

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