この記事ではブルーベリーの育て方をまとめてあります。
ブルーベリーってどんな植物?どうやって育てるの?などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ブルーベリーの基本情報
学名 | Vaccinium corymbosum |
英名 | blueberry |
科名 | ツツジ科 |
属名 | スノキ属 |
原産地 | 北アメリカ |
ブルーベリーの特徴
ブルーベリーはツツジ科スノキ属の耐寒性落葉低木果樹です。
鉢植えでも育てやすい果樹です。
栽培しやすいのでとても人気があります。
ブルーベリーは果実だけでなく、花や紅葉も楽しめます。
ブルーベリーは2品種以上植えると受粉しやすいので、
たくさん収穫したいなら2品種以上を植えるとよいでしょう。
混植の際にはブルーベリーには系統があるので、
同じ系統で違う品種をペアに選ぶように注意しましょう。
ブルーベリーの詳細情報
分類 | 低木 |
耐寒性 | 割と強い(系統で弱いものがある) |
耐暑性 | 割と強い(系統で弱いものがある) |
花色 | 白 ピンク |
開花時期 | 4月 |
収獲時期 | 早生から晩生まである |
ブルーベリーの系統紹介
ブルーベリーの系統
- ラビットアイ系
- ノーザンハイブッシュ系
- サザンハイブッシュ系
- ローブッシュ系
1本ではなりにくいですから混植する際には同じ系統の異品種を選択しましょう。
ブルーベリーの栽培環境
よく日の当たる排水の良い、酸性土壌を好みます。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
用土
水はけのよい土を好みます。
用土は水はけのよい酸性土壌を好みます。
ピートモスや鹿沼土が酸性土壌のベースになります。
土のpH(ph4.3~4.8)をブルーベリーに適した酸性に調整してあります。
ブルーベリーの土壌改良
酸性土壌を好むために、ピートモスという資材を使用します。
専用の土を使わない場合は鹿沼土とピートモスを半分半分くらいに混ぜ合わせるとブルーベリーが好む土になります。
ブルーベリーを育てるならピートモスは必ず使おう。
ブルーベリーの育て方のポイント
水やり
ブルーベリーは排水が良い土を好みますが、水切れは嫌います。
1日1回を目安にしっかりと水をやりましょう。
肥料
油粕などをやりましょう。
化成肥料はアルカリ性になることがありますので、
できることなら有機質肥料をベースにしましょう。
甘くておいしいブルーベリーを育てよう!
微量要素がブルーベリーの生育を良くします。
チッソ:リン酸:カリ=6:8:6
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
アブラムシ、カイガラムシ、イラガなどがつくことがあります。
ベニカXなどで対応しましょう。
根にコガネムシが住むことがあります。
根がぐらぐらしていたら根をコガネムシが食害しているかもしれません。
薬剤で対応し、冬には土の入れ替えも検討しましょう。
その他
剪定は実の後の夏と冬の2回がおすすめです。
花芽は夏剪定後の枝にできてくるため夏に一回整えると
翌年の花芽の数を調整することができます。
冬から春にかけて花芽が膨らんできたらよい花を残すと
より良い実がなります。
ブルーベリーの育て方まとめ
ブルーベリーは耐寒性の強い落葉低木で、人気の果樹です。
鉢植えでも育てやすいので多くの人がチャレンジしています。
一度根付けば庭でたくさんのブルーベリーを収獲できますよ。
『チャンドラー』といって500円玉くらいになる品種もあります。
ぜひ育ててみてくださいね。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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