この記事ではニンニクの育て方をまとめてあります。
ニンニクってどんな植物?
どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ニンニクの基本情報
名前 | ニンニク(大蒜) |
学名 | Allium sativum |
英名 | Garlic |
科名 | ヒガンバナ(ユリ)科 |
属名 | ネギ属 |
原産地 | 中央アジア |
ニンニクの特徴
ニンニクは香辛料として料理に欠かせない存在です。
若い花茎を食用にする茎ニンニク(ニンニクの芽)があります。
玉ねぎなどと共に、古代エジプトでは、強壮剤として支給されていたそうです。
ニンニクの詳細情報
草丈 | 20~40cm |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
耐陰性 | やや強い |
ニンニクの品種紹介
福地ホワイト六片
福地ホワイト六片はにんにくの品種です。
名前の由来は原産地の青森県福地村(現南部町福地地区)から。
にんにくの国産品種の中では最高級との呼び声も高い有名にんにく。
ホワイト六片の特徴
- にんにく特有の香りは強いがえぐみが無い
- 甘味がある
- 寒い冬の間に糖度を蓄えるため通常品種より糖度が高い
ニンニクの栽培環境
酸性土壌は嫌います。
追肥が必要です。
水切れは球の肥大に影響します。
肥沃な土地のほうが球が大きくなり、家庭菜園だと失敗する例も見られます。
しかし収獲できた場合は保存が長く効き、料理に重宝します。
日当たり・置き場所
日当たりが良くて水はけの良いところを選びます。
温度
ニンニクの生育適温は18~20℃です。
用土
水はけのよい土を好みます。
ニンニクは酸性に傾いた土壌を嫌います。
ニンニクの育て方のポイント
水やり
発芽するまでは用土が乾燥しないようにたっぷりと水やりをしましょう。
その後は乾かし気味にします。
また球が肥大する時期には水をやりましょう。
肥料
1度目の追肥は、葉が30cmほどに生長した10月上旬から11月上旬に施しましょう。
翌年の春3月上旬から下旬に2度目の追肥を行いましょう。
骨粉を使用した有機由来原料100%の野菜の肥料。有機原料由来のアミノ酸が野菜の旨みを引き出します。
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
病害虫
病害虫の被害は少ない傾向にあります。
ニンニクの植え付け
植えつけ方
ニンニクは、9月中旬~下旬に休眠から覚めます。
定植させる適温は18~23℃ですので、この時期に植え付けましょう。
株間を10cm~15cm、
土に3cm~5cmの深さに土を被せます。
芽の出る方を上にしましょう。
芽が出たら
1株から複数の芽が出たら、芽かきをして1本にしましょう。
春先に花芽がみられるようなら摘み取るようにしましょう。
冬の状態
生育の目標は、葉が4~6枚に生長していることです。
越冬前に地上部を十分に生育させておく必要があります。
収穫
ニンニクは5月中旬~6月下旬頃が収穫適期です。
適期になると葉が枯れて茎の部分が細く締まっています。
その他
掘り上げてしっかりと干しましょう。
掘り上げ直後は茎のままでも大丈夫です。
葉が枯れたら実だけ乾燥させましょう。
ニンニクの育て方まとめ
ニンニクは秋に植えて春に収獲する球根野菜です。
土が肥えていないと肥大しないことがあります。
また酸性土壌を嫌うなど少し難しいところがあります。
植え付け前の土壌改良をしっかりと行って
冬までにがっしり育てることが大切です。
ぜひ育ててみてくださいね。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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