この記事ではツリージャーマンダーの育て方をまとめてあります。
ツリージャーマンダーってどんな植物?どうやって育てるの?
などの質問にお答えします。
園芸歴15年の1級造園施工管理技士がお応えしますね!
ツリージャーマンダーの基本情報
学名 | Teucrium fluticans |
科目 | シソ科ニガクサ属 |
原産 | 南ヨーロッパ |
ツリージャーマンダー開花カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
開花 |
ツリージャーマンダーは初夏に咲きます。
ツリージャーマンダーの特徴
ツリージャーマンダーは生垣にもなる半耐寒性の常緑低木です。
ツリージャーマンダーは海の妖精「クリオネ」に似た 、小さなうす紫色のかわいい花を付けます。
生垣にハーブに切り花にそして団地では高さ・株幅とも0.5~1.5mになり常緑低木として実用性も多い植物です。
シルバーがかる葉とブルーの花は綺麗で寄せ植えにも使用できます。
今回は、ツリージャーマンダーの特徴と育て方について詳しくご紹介します。
ツリージャーマンダーの詳細情報
園芸分類 | 半耐寒性常緑低木 |
草丈 | ~150cm |
耐暑性 | 普通(暑いのは好まない) |
耐寒性 | 普通(-5度程度) |
花色 | 薄紫 |
開花時期 | 初夏 |
ツリージャーマンダー全般の特徴
完全放置で良いとは言えないので、最初は鉢植えがおすすめ!
風水とツリージャーマンダー
ツリージャーマンダーについては風水の情報がありませんでした。
しかし香りも良く虫の忌避にもなることから運気が良いと思われます。
ツリージャーマンダーのアイスキューブという品種
この品種は一般的なツリージャーマンダーよりも葉の色のシルバーが強く、大きなブルーの花が美しく映えます。
ツリージャーマンダーの使い方
- 庭植え
- 切り花
- 寄せ植え
- ハーブ
- 忌避剤
ツリージャーマンダーの蘊蓄
ツリージャーマンダーの別名
テウクリウム・フルティカンス
ウォールジャーマンダーとは
ジャーマンダーの中でも草本のものはウォールジャーマンダーと言います。
欧州ではハーブガーデンの定番植物のひとつです。
ハーブとしてのツリージャーマンダー
古くから痛風の治療薬や利尿剤、咳や喘息の薬として用いられてきました。
ツリージャーマンダーの栽培環境
夏と冬に対策が必要です。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
冬は凍らない場所、夏場は涼しい場所を好みます。
半日陰へ移動させると良いです。
用土
市販の培養土で問題なく育ちます。
※排水を好むので排水が良いとなお良いでしょう。
※弱アルカリ性の土壌を好みます。
高温多湿は少し苦手です。
ツリージャーマンダーの育て方のポイント
水やり
露地植えですと必要ありません。
鉢植えですと乾いたらやります。
乾燥には強い性質です。
肥料
植え付け時:元肥を入れましょう。
秋からの成長期:追肥をやりましょう。
鉢植え:加えて液肥をやりましょう。
少な目でOK
活力剤は以下の記事で以前紹介しました。ぜひ参考にしてください。
花がらつみ
花は落ちますので、落ちたものは掃除しましょう。
病害虫
風通し良く管理して、ベニカXを常備しておくと良いです。
植え替え時期
植え替えの適期は春と秋です。
蒸れには弱いので、定期的に植え替えて根を良い状態にしておくと湿度に強くなります。
ツリージャーマンダーの増やし方(挿し木・種まき・分球・株分け)
種蒔きと挿し木をすることができます。
種蒔きは春と秋、挿し木も梅雨時期と秋の期間にすることができます。
寒さに弱いため、春をおすすめします。
ツリージャーマンダーの選び方
根が回っていない元気のよいものを選びましょう。
根が回っていたらすぐに植え替えましょう。
地下茎で広がるツリージャーマンダー
ツリージャーマンダーは地下茎でも広がります。
ツリージャーマンダーの忌避効果
害虫予防として窓枠や玄関口に吊るしての活用法も原産地一帯で行われております。
ツリージャーマンダーが暴れる
樹形は暴れる傾向にありますが、剪定で整えると綺麗になります。
ツリージャーマンダーの耐寒性
耐寒性はマイナス5度と言われます。
北海道では少し難しいようなので、室内へ移動しましょう。
ツリージャーマンダーの鉢植え
耐寒性が少し弱いので、寒いエリアでは鉢植えがおすすめです。
根は回りやすいので、定期的に植え替えを行いましょう。
ツリージャーマンダーの剪定
強く刈り込んでも萌芽します。
成長期の春と秋に剪定をしましょう。
根が詰まっているときは同時に植え替えをすると
剪定後の芽吹きの勢いが出て綺麗になります。
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ツリージャーマンダーの育て方まとめ
ツリージャーマンダーは半耐寒性の常緑低木です。
マイナス5度まで耐えることができるので広いエリアで育てることができるでしょう。
シルバーリーフと花が咲く特徴を持つ常緑低木は少ないです。
ハーブや寄せ植え、生垣にも。
楽しみが多いツリージャーマンダー是非チャレンジしてみてください。
話題の果樹フィンガーライム(森のキャビア)も一緒に育ててみませんか?。
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